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受験について

ITパスポート試験の受験に必要なものは、ここでわかります!

受験前の準備

難易度・合格率

ITパスポートの難易度は、情報処理技術者試験の中でも一番簡単で、入門的な資格です。
レベルも1で、基本情報技術者に比べ非常に簡単です。(さらに詳しく知りたい方は、「基本情報技術者試験との違い」をご覧ください。)

合格率も、ITパスポート試験は5060%と、高い割合です。(基本情報技術者試験は2030%です。)

出題範囲

ITパスポート試験は、3つの分野から出題されます。

  1. ストラテジ系
    経営戦略や企業活動、法務、データ分析など、ビジネスに必要な基礎知識を測ります。出題割合は約35%です。
     
  2. マネジメント系
    システム開発やプロジェクトマネジメントなど、システムの構築や運用を適切に管理する知識を測ります。出題割合は約25%です。
     

  3. テクノロジ系

    ハードウェアやソフトウェア、ネットワークなどコンピュータの構造についてや、アルゴリズム、プログラミングなど、IT技術に関する知識を測ります。出題割合は約40%です。

出題範囲は広いですが、基礎的な用語や意味をしっかりと理解していれば、どれも難しくない問題ばかりです。

出題形式

ITパスポートでは、100問の問題が出題されます。すべての問題は4つの選択肢から1つを選ぶ、4択形式となっています。

100問の問題の中で、88問が1つの問題に対して1つの答えを選ぶ小問形式、残り12問が大きな1つの出題から4つの問いが出されそれぞれに1つずつ答えていく中問形式となっています。

小問形式では基礎知識が問われ、中問形式では実践的な出題の中からストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系それぞれに関した知識を問われます。

ITパスポート試験に合格するには、以下の2つの条件を満たす必要があります。

  1. 1000点満点中、600点以上を取得していること。
  2. 3つの分野で、それぞれ30%以上の正解があること。

重要なのは、2つ目の条件です。ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野で、どれかひとつでも30%を切ってしまうと、いくら点数が高くても合格できません。

したがって、勉強する場合は「苦手項目を作らない」ようにすることが大事です。
苦手項目をなくすためにも、アプリでしっかりトレーニングしましょう!

いざ受験!

試験日程・場所

ITパスポート試験は、現在、全国の試験会場で随時実施されています。
お近くの会場で、自分の好きな日に受けることができます。

申込方法

ITパスポート公式サイトから、希望する試験日時、会場を選択して受験申し込みができます。
また、受験申し込みには、手数料として5,100円かかります。

受験方式(CBT方式)

ITパスポート試験は、CBT方式で行われます。
CBT方式は、従来のような紙とペンではなく、パソコンを使用して行う試験です。
コンピュータに表示された問題に対して、マウスやキーボードを使用して解答します。

計算問題などは、会場側が用意したメモ用紙とシャープペンシルを使用して解くことになります。
必要なもの以外はすべて鞄に仕舞う必要があります。

合格発表

試験日の翌月15日前後に、その月の受験者全員の合格発表を行います。
また、さらにその翌月(試験日から2ヶ月後)の上旬に、合格証書が発送されます。

なお、合計得点や、それぞれの分野ごとの採点結果については試験終了後すぐに分かりますので、
合格か不合格かはだいたい見当がつきます。

合格のために

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